イントロダクション

SmartSDK は、スマート・シティ、スマート・ヘルスケア、スマート・セキュリティの ドメインでスマート・アプリケーションを開発するための FIWARE の "クック・ブック" です。具体的には、SmartSDK は、新しい FIWARE サービスと FIWARE データモデルを 洗練されたものに整理し、すぐに使用できるソリューションのセットに洗練し、統合し、 開発することを意味します。これは、新規開発者による FIWARE の採用を促進し、 コンセプト実証環境から実証環境への移行を促進するために非常に重要です。

このドキュメントでは、アプリケーション・シナリオを使用して、SmartSDK の最も 関連性の高い結果を紹介します。アプリケーション・シナリオの目的は、複雑なアプリ ケーションを提供するのではなく、簡単な方法で SmartSDK が提供する機能を開発者に ガイドすることです。

注意 : 以下のシナリオで説明されている機能のすべてが、ガイド・ツアーでまだ利用 できない場合がありますが、それ以降のステップでリリースされる予定です。

アプリケーション・シナリオ

スモッグ・シティ (Smog City) は汚染された空気の影響を受けます。スモッグ・シティ のメジャーであるスモーキーは、IT 部門の責任者である MJ に、次のソリューションを すぐに導入するよう求めました :

  • センサからの大気汚染データを収集
  • 大気汚染に関する履歴データを保存
  • 時間の経過とともに大気汚染の進展を表示するダッシュボードを作成
  • 市民に公害警報を通知
  • 新しいサービスの利用可能性を市民に自ら宣伝

FIWARE は MJ を助けるいくつかの機能を提供し、SmartSDK は簡単な方法でそれらを ラップして拡張して展開し、時間を節約します!

簡単に、MJ は次のことができることを知ります :

  • Cloudino または SmartSpot を使用して、大気汚染を測定
  • Context Broker を使用して大気汚染データを収集
  • QuantumLeap を使用して履歴データを保存し、ダッシュボードを作成
  • SmartSpot を使用して、近くのすべての Android ユーザに大気ダッシュボードに ついて知らせる

SmartSDK には、上記のすべての機能を提供する基本的なプラットフォームを展開する ための多くのレシピが用意されています。